2022年4月13日水曜日

関塾のテスト対策のヒミツ 君の必ず成績が上がる

 


”必ず成績が上がる”なんて言って大丈夫?
実は大丈夫なんです。それは、以下の条件をちゃんと守ってくれれば必ず上がります。


先に、成績が上がらない人の特徴を5つ書いてみます。


1,疑心暗鬼

どんなことに関しても疑り深く、行動はするものの、心の底では「こんなことは効果がない」と思っている人です。このような気質をお持ちの方は、ぜひ単純なことから始めてみましょう。例えば、「前情報無しで映画を楽しむ」ことや、「全く知らない場所に散歩にでかけてみる」などを実践し、そのときに大事なことは「小さな楽しみ」を見つけることです。「このシーンは楽しかった」「この場所のここが可愛かった」などと肯定的な意識を持つことです。どちらかと言うと「たぶんこうなるだろう」とか「きっとこんな感じだろう」と自分で制限をつけた考えを持つことが多いと思います。少し厳しい言い方をすると、この読者が学生さんだとすると、たかが10年そこそこの経験で世の中を判断できることは少ないのです。映画にしろ多分概ねの作品が10年以上の経験を積んでいる人が何人も関わって作られています。その人達が面白いだろうと思う叡智を出し合って構築されているのです。評論家になったつもりで否定から物事を見てしまうことはもったいないのです。幅広い視野を保つ意味でも、まずは「いいところ」をみるように心がけてみましょう


2,他者と比較する

これはモチベーションを上がる方法でもありますが、逆に成果を感じにくい原因にもなりかねません。「比較」する方法に2つあるのはご存知ですか?それが「相対(誰かと比較)」と「絶対(唯一無二)」があります。簡単に説明すると「あなたは、○○ちゃんよりも5点低かった」(相対)、「あなたの成績は県内で〇〇位でした」(絶対)になります。

厳密な絶対基準などはなかなかありえないところではありますが、これらを基本にして「あなたを判断」されているわけです。決して「〇〇ちゃんよりも5点高い」ことを見ているわけではありません。一定の基準を持つことは行動の目標ともあなり、道ベーションも湧きやすいのですが、誤った目標の持ち方をしてしまうと、知らず知らずのうちに成果を得られていない時間を過ごしてしまうことが出てきます。

 相対比較の例で言えば

 「〇〇ちゃんよりも5点高い」(満点100点の場合)

 ・あなた:90点、〇〇ちゃん:85点 →条件達成
 ・あなた:5点、〇〇ちゃん:0点 →条件達成
 ・あなた:55点、〇〇ちゃん:50点 →条件達成

 結局どこを基準にするかで、自身の成績が変わってきてしまうのです。

 学習効果的には、真ん中と下段は「なかった」といていいでしょう。でも5点高かったことは正しいです。この5点高かったに意味があるでしょうか?

 〇〇ちゃんよりも、高かったことで優越感には浸れますね。それは意味がありますが、成績としては、受験の準備としては、ほぼ意味をなしません。よって他者と比較することはあまり良い効果を期待できないのです。できれば全国の同じ年代の中と比較することが大事で、学校の中だけで比較するのもやや危ういです。世の中って広いんですよ。同じ年の人が100万人以上いるわけで、その中で自分がどれくらいの位置にいるのか、またこの十数年における同じ年代だった時の成績と比べてどうかなど、見る視野を広げて絶対評価に近づけることが重要です。そのためにそういったチャンスに触れる場所に参加することは重要です。


3,ながら活動をしてしまう

 時間は限られています。よって、同時にできることをするとお得感も増します。お風呂に入りながら本を読む、ご飯を食べながらテレビを見る、食べながら話をする。どれも一般的にやっていることかと思いますが一見時間を大切にしているようで、残念ながら効果は分散しています。ここは大事なことなので、しっかり理解してほしいです。「あなたの瞬間的に使える能力は上限が決まっています」。漫画風にいうと戦闘力でしょうか。

 僕の戦闘力が100だとすると、お風呂に入りながら、本を読むことに関して、70:30の割合で戦闘力を配分したとします。お風呂に戦闘力が必要化はわかりませんが(笑)、本を読むという行為に関しては内容の理解やイメージを広げることなど、脳内をフル活用してその世界観に入るこむことが重要です。100をつかえば存分に楽しむことができるのに、たった30しか使わないのであれば、多分ストーリーも脳内イメージも構築できずに、「ただ文字を追った」だけに終始してしまうでしょう。よって同時進行を行うと、全てが薄まることが大いに起こります。

 しかし、戦闘力が53万だとしましょう。本を読むことがどんなに頑張っても100ぐらいで十分な場合は、52万9900を残して、行動が可能です。残りの戦闘力を入浴にも他のものにも同時に配分しても十分余るかもしれませんね。

 この持っている戦闘力が高ければ高いほど、ながら行動は可能なのです。10代の方々は残念ながら戦闘力がまだまだ低いのです。だからながら動作は引けるようにしていきましょう。一つ一つを着実にこなしたほうが結果を見ると早いことがたくさんあります。


4,会話を重視しない

 今更ながらですが、コミュニケーションは方法がかなり変遷してきました。メールやSNS、様々ですが、ここで重要なのは「コミュニケーションの基本」とはなんだろうかというところです。

 言葉を伝えること?
 意見を言うこと?
 相手の話を聞くこと?

 最も重要なのはリレーションシップなのです。相互作用なんですね。こちらの情報が相手を変え、相手の情報がこちらを変え、こういった情報のお互いのやり取りがコミュニケーションで、さらにいうとこの情報は文字だけにとどまりません。コミュニケーションには、バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーションがあります。

 バーバルコミュニケーションとは、まさしくバーバル(言語)によるコミュニケーションなので、話す手順や、論理法、語彙や抑揚など様々な「言葉に掛かる」情報があたります。これだけでもとてつもない情報量です。一方、ノンバーバル(非言語)とは、言語に頼らない仕草、表情、見た目などです。実はこちらの情報がその関係性を判断するに、大きな影響を占めるのです。いくら言葉巧みにコミュニケーションをとっても、髪の毛がボサボサで、汚れた服装の場合には信用してもらえないだろうということになります。メールなどの情報のやり取りは圧倒的に情報量の少ないコミュニケーションになるので、そこで判断をしてしまうと大きな問題が生じます。「人と会ったほうが良い」というのはまさにこの情報処理能力を鍛えるために、人と触れたほうがいいのです。コミュニケーションは人間の社会性を高めてくれます。


5,自分らしさを優先してしまう

 この点は個性論と兼ね合いがあるので、記載は大変難しいのですが誤解を招かないように慎重に言葉を選ぶと、「自分らしさ」を意識することは重要ですが、それが社会に求めらているかは「わからない」ことにあります。

 自分で決めて自分で判断する自立した人間になる!と自分らしさを決めても、社会に入って会社という大きな組織に入った場合、そのような人材は必要でしょうか?少し広い視野で考えてみましょう。もし、「自分で決めて自分で動く人」だけがあつまった組織は一つの方向性に集約していくでしょうか? 容易に学級崩壊のような状況がイメージできますよね。この「個性を求める」とは、「自由にすること」とは少し違うのです。

 僕はテスト前にしか勉強をしないタイプだ という自分らしさを決めてしまうことは、今後の成長を阻んでいるかもしれないです。望まれることは、自分らしさを確立するのは年齢を重ねることで確実に出てくるもので、焦ることではありません。成長期に大事な能力は「真似る」ことなのです。うまくできている人の行動を真似ることは、成長の一番の早道です。自分自身の方法を見つけるのには、基盤がなくてはいけないです。その基盤を構築するためにもいろいろな人の方法を真似て自分で実践してみましょう。頭だけで理解するのではなく、まずはやってみることです。どれがあなたとマッチしているかはなかなかわかりません。


この5つが、「成績が上がらない人」の特徴です。

一つでも当てはまる場合には、少しずつ見直してみましょう。

これらをふまえたDr.関塾 東海大学前校の取り組みは生徒の状況を判断して、経験のある講師陣が検討を重ねて合わせた方略を提供していきます。

それは関塾本部が50年にわたって構築したノウハウが詰まっておりますので、お友達が提案する方法よりも効果が保証されているのです。


成績公表の早道はありません。答えを教えてもらってそれを覚えるだけでいいという学習とは全く違います。あなたが少しずつ理解していかなくてはいけないのです。生きた知識は「使える知識」でなくては意味をなさないのです。


 Dr.関塾 東海大学前校で体験を積んで成長していきましょう。




2022年4月12日火曜日

行きたい学校をどうやって決める? どうやったら行けるのか?

 


行きたい学校があるというのは幸せなことです。


大部分の学生が、「行けるところに行った」というのが本音ではないでしょうか。

かくいう僕も同じでした。

なぜか進路担当の先生に、「お前はここが合うと思うぞ」と言われて入学したら、合致していたので、今でもその先生には頭が上がりません

きっと先見の明があったのだと思います。ただしこういった先生方は極端に少ないと思います。


行きたい学校を決めるためには3つの条件があります。

1,通学経路

意外に軽視されがちで、いい学校ならば遠くても良いと思う場合があります。これはおとなになって社会人になっても言えることですが、通勤時間や通学時間は極力短いに越したことがありません。なぜならば残念ながら「デッドタイム」になりやすいからです。

通学に1時間掛かるとして、往復で2時間。一ヶ月で40時間以上。一年で400時間以上になります。それが3年で1200時間。 換算すれば60日程度の時間になるわけです。これだけあれば、成績向上も夢ではない気がしますね。ここを、330分に減らせば30日分が浮くわけですね。

いや、電車の中でもバスの中でも、勉強はできるという方はいるでしょう。満員の電車で?乗り換えが複数あるところで長時間集中してできる?書き込みもなかなかできないのに? などと制限条件を考えると、「ゼロよりもよい」ぐらいの状況で、決して「長時間の通学時間が良い効果を生んでいる」とは言えないはずです。とてつもない良い学校で成長をさせてくれるところでも、通学時間に寄る健康や学力への影響は十分検討する勝ちはあると思います。


2,通っている学生の雰囲気はどうか

学校の中の授業や、雰囲気を知りたいですよね。それは未入学者に取るとほぼ無理な状況です。大学になると外部履修生として登録することも可能ですが、基本は入学者のみの特権になります。(それで学費が発生しているわけです)入学前に体験することはできないですが、唯一「空気感を感じる」ことができるのが、「学園祭」です。内輪のお祭りではありますが、こういうときこそ学生の雰囲気を中で感じることができます。校舎の中の汚れ具合はどうか、服装はどうか、言葉遣いはどうか、など多角的に見ることができます。校内見学会などはきれいに整っているところしか見せてもらえないのは周知の事実です。(よほどのことがない限り大きくずれることも少ないとは思いますが、中には大きく逸脱していることもあります)

また時間があれば帰校時の校門前に数時間立っているだけでも雰囲気は見ることができます。守られていた校内から、社会人の一員として行動しなくてはいけない校外をどのように使い分けているかもみることで、校風がわかります。通学している学生の雰囲気が、画稿そのものと言っていいと思います。


3,図書館は充実しているか

 学校に行ってから、教師に学力面を丸投げすることこそ、ギャンブルに近い行動はありません。いい先生ならばあたりですが、そうでない場合、取り返しのつかないことになります。この失敗が後々の人生を変えてしまうことになるとすれば、完全にその時間を丸投げにすることはできないはずです。ならば保険的に自分自身で学力を向上させる努力はしていかないといけないでしょう。

 自分で学習する際に、一番いいのは通学経路に学習できるスペースが有ることです。塾やレンタルスペースなど借りるのもありです。もちろん自宅に帰ってから学習するのもいいのですが、人間は弱いものです。行動と環境は決めていたほうが楽な場合があります。

 リビングはご飯を食べるところでもあり、休むところであり、勉強するところであるとなると、時間によって使い分ける必要があります。リビングで京大が遊んでいる横で勉強するというのはなかなかの精神性が必要になります。小さいうちは遊びと勉強が同じでいいとは思いますが、「行きたい学校」を決める年代になれば、しっかりと棲み分けをすることが学力向上のコツです。

 ここは勉強する環境
 ここは遊ぶ環境
 ここはご飯を食べる環境


 とわけていくことで、その場所に行くことで必然と行動がでてきます。

 上記にいくつかの方略を示しましたが、一番コストパフォーマンスがいいのは、「学校の図書館」です。ここが有効活用されていたり、学習するスペースがあったり、きれいに整理整頓されていたりすると、学生の学習意欲を見ることができます。もちろん図書館は勉強するところではなく、書籍を読むところであるというのは当然ではありますが、書籍を読むことと、学習は違うとは言い切れないはずです。そういった学生にとって良い環境を構築できる活動をしている学校は信頼することができると思います。


 まだ行きたい学校なんかわからないと思っていらっしゃる方は、この3点を意識して複数の学校と関わってみてください。自ずと違いがわかってくると思います。学校選びはマッチングです。偏差値が良ければ、ネームバリューがあればというものではなく、自分と学校の校風がマッチしているかが重要です。

 昨今、学校の退学率も増えていると聴きます。これは選べる時代にも関わらず、ミスマッチを起こしていることが原因だと思います。まえもって情報収集し準備しておくことが重要です。我々がいいよと進めても、その感覚を得るかどうかは、本人次第ということです。



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