2022年3月1日火曜日

令和の学習方法


先輩とか講師に勧められた書籍や参考書がすでに廃盤になっていたりすることもあります。

確かに上の世代ではですねそれが一番わかりやすい教科書だったかもしれないですけど、今の時代となってさらにわかりやすく書かれた本たくさんあることもよくあります。

それぐらい勉強事情というのは時代によって変わってくるものなのです。





では、今どんな方法が”ホット”か?

それは”学習アプリ”の進化が凄まじいいです。






最近の勉強のためのツールってめちゃくちゃ進化してるなぁと思います


まずこれらを実践するには、3つの道具が必要になります。


スマートフォン
タブレット
ワイヤレス・イヤフォン


これらは、あるとかなり学習効果を上げることができます。




まず、スマートフォンです。


いわずもがな、様々な機能がついている電話。

これを与えるかどうかはたいへん悩むところですね。ポイントは2つ。

・SIMを与えない
・WiFi接続のみとする
・購入とダウンロードを制限する

これをしておくだけで、随分と安全な機器になります。アプリのDLに関しては親が管理することで、子供が勝手に外部の人とつながることを抑制できます。



最も大事なことは「なんでもできるスマートフォン」から「勉強のためのスマートフォン」にしてしまうことです。機能制限の方法をまずは理解していきましょう。


スマートフォンの使い方としては、2つです

1)youtubeの動画教材
2)アプリによる学習

です。


1)では、youtubeを自由に見せることはなるべくしたくないところです。さまざまなコンテンツがありますので、勉強と違うものを見てしまう可能性もあります。


そこで、「YouTube キッズ」というアプリをダウンロードしましょう。


このアプリは、「子供向け」とyoutube側が認定したものだけを表示するもので、大人向けのコンテンツなどは表示されません。これだけでもよいのですが、逆に「子供が興味を持ちそうなコンテンツ」がたくさん表示されてしまいます。アニメから、子どもyoutuberなども出てきてしまいます。


 ここからもう一歩先に設定を行うと、「親が許可した動画だけを表示する」というモードがあります。この設定を行うことで、子供の視聴範囲を完全に設定することができます。



 これらにより、勉強動画用アプリケーションとして、youtubeを使うことができるのです。

動画による学習のメリットは同じ単元を何度も学習できることにあります。

わからなければ何度も同じところをリピートできる。このメリットは一般授業にはありえないのです。

 今の時代ならではなんでしょうね。かくいう僕もyoutubeをつかってプログラミングの勉強をしています。様々な講師がいて、課題もバラバラ。自分の難易度に合わせて選べるのも嬉しいところです。いまではPythonでかんたんなコードならばかけるようになりました。




鉛筆をなかなか持たない、ノートに向かわない、椅子に座ってられない、いわゆる学習性無力感を持っているお子さんの特徴です。そのきっかけになるのは、遊び感覚で勉強ができることだと思います。さらに最近のアプリケーションは開発に次ぐ開発で、あらゆる方面から実施できる工夫がなされています。


次にタブレットです。

 タブレットはこれまた様々な物があって悩みます。スマートフォンと同じようにうまく制限ができないといけません。やはりおすすめはiPadだと思います。

 特に10インチ以上のものを選びましょう。画面が大きいことは視認性を良くするので姿勢も良くなるはずです。

 さらにiPadのよいところは、スプレットビュワーができることです。画面を分割することができるんです。(android7以降はマルチウィンドウが同じ機能に当たります)

 これにより1画面内に、勉強動画をみながらノート画面も出せることになります。

 たとえば、論文を書く場合、参考となる本の論文をみながら、抜粋したり、文章の構成を考えたり、下手すると3つも4つも資料を見比べて作成しなくてはいけないこともありました。

 机の上は書類だらけで、苦労したのを覚えています。


 でも、iPadがあれば、これらをひとまとめとして閲覧できたり、比較できたりすることは、まさに脳機能における「ワーキングメモリー」をフル活用している状況になります。

 そんなことがタブレットでできるのは、すばらしいことです。これは使わない手はないと思います。参考書なども電子書籍などで販売しているので、持ち歩く必要もないんですね。


ほんとうの意味で「タブレット一台で勉強ができる」時代がここにきています。


最後にワイヤレスイヤフォンです


 イヤフォンのいいところは、外界から情報を遮断できることです。

やはり、いくら集中していると言っても、小さな音で気が散るということは、特に多感なお子様にはあることです。

音楽を聞きながらというのは、非効率ではありますが、ノイジーな音をシャットアウトするだけでもかなり有益になります。そして大事なのはワイヤレスイヤフォンがおすすめ。

とくにノイズキャンセラー付きがあればなお良いでしょう。

有線のイヤフォンは取り回しが大変だったり、感覚刺激として首周りにカサカサしたり、安いですけどおすすめできません。

なくさないように意識して耳栓のようにイヤフォンを使うことが重要です。


また、結構重要なのは、「独り言」なのです。

ぶつぶつとわかったことを、つぶやくと耳栓をしていると口の中から頭に音が響いて自分の声が大きく聞こえます。この再度自分の声を聞くことで認識を強めることができます。

学習中に独り言をいうお子様には、ぜひそのくせを止めないようにしていきましょう。ただし「言行一致」という言葉があり、言霊は自身にふりかかります。

マイナスな言葉を、口に出す場合には、注意したほうがいいでしょう。時々「こんな問題もできないのは僕は馬鹿だからだ」「もう嫌だ、こんな問題とくの」とネガティブな言葉を出す生徒もいらっしゃいます。それは勉強中に外に出さないほうがいいでしょうね。


 さて次回は本格的に使える学習アプリについて、書いていきます。
 実体験も入っているので、少々長くなるかもしれませんが、お付き合いくださいませ。



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