みなさん、毎日の勉強を楽しくしていますか?
自発的な勉強を楽しくするには、ゲーミフィケーションの方法がとても重要になります。
基本は楽しくないわけです。勉強は。どんなに頑張っても面白くないのです。
楽しくする、「工夫」が本人が、できなければ家族がする必要があります。
この勉強をゲーム化するには、どうすればいいのか。
それは、まず「Record」です。日本語で"記録"ですね。
時間を記録、ページ数を記録、本の冊数を記録、様々な要素を記録することが必要です。
この記録を「見える化」することで、自分自身の行動の内省することができることで、達成感を得ることができます。
快刺激を得た場合、人間はドーパミンが放出されて「気持ちいい」という感覚が前向きな行動をおこしてくるのです。勉強の効果検証は、どうしてもゴールが長期間になりがちで、なかなかこの刺激を得ることができません。
よって1回毎の結果を見える形で、記録し家族を含めてみんなで共有して、その記録について”認めて”いくことが重要なのですね。
これはアメリカで1700人に実験された「食事記録とダイエット」というテーマですが、ダイエットが必要だと思っている被験者を、2群に分け、一方は気をつけて食事をしてもらう、他方を記録をつけながら食事をしてもらうことを実践しました。結果、記録をつけた群のほうがダイエット効果た2倍も高かったと言われています(この2倍が何に当たるかはわかりません。そのうち論文を探してみます)
この基本理論のもと「レコーディングダイエット」が流行したんでしょうね。
でもやる気を引き出す可能性は「記録」にあると言えます。
次に大事なのは「Peer pressure」です。日本語では「同調圧力」です。
自分の仕事が終わったのに、他の人が終わっていない状況では帰れないみたいなことがあたります。
周りが行っていると、自分もやらざるを得ないような雰囲気になりますよね。僕は逆にみんなが遊んでいるところで勉強することで擬似的に同じクラスの人を出し抜いて勉強しているんだという意識がもてるように、先を走っている感じをだすためにカフェや人が騒がしいところで耳栓をして勉強をしていました。結果短時間で大量のタスクをこなすことができました。これは今でも同じように実施しています。
最後に「Ivy Lee Method(アイビー・リー・メソッド)」が重要になります。
1,明日やるべき6つの項目のゴールを立案します
2,そのゴールに優先順位を番号で振りましょう
3,当日、優先順位から実施します。
4,一日でできなくても、悔やむ必要はありません。忘れます。
5,そしてもう一度明日やることを決めましょう
6,1〜5までを毎日しましょう。
というまさに単純な方略です。
これは、「選ぶ時間」を短縮することができます。どうしても勉強に腰が重い方は「何からしようかなぁ」という思い悩む時間が長くなってしまって、始めることに時間がかかってしまいます。かのappleの創業者のスティーブジョブスは、毎日同じファッションをします。これは着る服を悩まないことで、決断を早くする事ができるのです。Facebookで有名なマーク・ザッカーバーグも同じです。やるべきことを明確化することは重要です。さらにゴールを達成できることでの自己効力感も高まるので一石二鳥です。
さらにこの方略の最もいいところは、マルチタスクに陥らないということです。いろいろなことが気になって、一つに集中できないことはよくあります。これもミスがん州立大学の研究で、マルチタスクをしている群と、シングルタスクで事をすすめる群を比較すると、後者のほうが圧倒的な処理速度だったようです。心的負荷量はマルチタスクのほうが軽減しそうですけどね。(嫌なことをやるときに、分散したほうが気持ち的には楽になりそう)
この「Ivy Lee Method」は社会人になってからでも重要なライフハックなので、ぜひ身につけましょう。
僕もだいたいやることが4つ以上になってきたときに、この方法を使います。逆に3つまでであればマルチタスクをしても終了することができます。
こうやって自分自身のスキルのチェックをしなたら実施してみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿