社会には似非科学という分類があります。
科学的であるというのは、その因果関係が研究などで明らかになった事柄を指します。
たとえば、国が支援している制作の殆どのものは科学的に証明されています。
ガソリンの消費を減らせば、二酸化炭素の排出量が減り、地球温暖化に歯止めがかけられる=電気自動車補助金
この薬を飲むと約半数以上の人が症状が緩和される=第一種医薬品
など、因果関係が証明されているものが、国から支援を受けられるのです。
では世の中科学的なものだけで構成されているかといえば、全く違います。
自然界で言えば、宇宙のことはたった2%しか人類は知らないという有名な言葉を皮切りに、深海の生物、また生き残っている種族の理由など、実は科学的なこと以外のもので満たされているのです。
そこで騙されてはいけないのは、さも科学的であるかのように誑かす商品やサービスなどがあります。
これらを科学に似ても似つかないものとして、「似非科学」と呼ばれます。
一時期はやった、水素水、ゲルマニウム、マイナスイオンなどは最たるものではないでしょうか。
大手だから信用できるというわけではなく、大手だからこそ儲かるものには手を出します。マイナスイオン発生気がついていないドライヤーを探すことのほうが難しいかもしれません。
各商品の細かい分析はさておき、エセ科学には、第一種から第三種までの分類がある。
第一種 人の心理につけ込むもの。占いなど。
第二種 さも科学的であるような誤解を与えるもの 水素水など
第三種 複雑すぎてその因果が証明されていないもの 温暖化ガス、地震雲など
物事を判断するとき、その因果関係は証明されているもので、一般的に認知されているのかも考える必要があります。
話は戻って、コロナ収束の原因ですが、どのテレビ局も現場の医師をコメンテーターに意見を聞き、さもそれが科学的であるかのような発言をしています。
これには冷静な目で見なくてはいけません。
一番、大笑いしたのが、某医師が
「長雨が続いたので感染が収まった」と国民的番組で発言していました。
これは国自体もほぼ何もわかっていないということが露呈されました。
ウィルスは2週間に一度程度、変異します。デルタ株がー、がー!とか言ってる人たちは、デルタ株が何なのがわかってないのです。
ただの順番なんですね。
見つかった順番に、アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ・・まだまだ続いています。
ついでにいうと変異が起これば起こるほど、DNAの情報は破壊されていくので基本的には毒素は弱まります。
まれに強毒に変化することもありますが、ほぼまれです。
感染が広がれば広がるほど、ウィルスは分裂するために失敗した変異を生み出します。
それが繰り返されることで、自然消滅していくのだと思います。
感染が少なくてなかなか強い毒素のまま残っているウィルスもいますが、すでにコロナのアルファ株は日本にいないぐらいになっているでしょう。
と、我々は今回のパンデミックで、大きな教訓を学びました。
科学的知識があれば自分の体を守れることです。
科学は役に立たないどころか、搾取されない人間になることが可能な魔法の知識です。
生物学、物理学、化学、全てが科学的です。
だからこそ、はっきりと区別することができる数少ない学問です。
答えをは一つ!
それが言えるのもが科学的であるからと言えますね。
どうぞ騙されない大人になってください
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